編集部厳選
セクシーな大人の色気を感じる映画

©2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会　©東野圭吾／集英社

東野圭吾による累計発行部数470万部以上を超えるベストセラー「マスカレード」シリーズを実写化。連続殺人犯を逮捕するため一流ホテル で潜入捜査する刑事・新田を木村拓哉、そのホテルで働くホテルマンを長澤まさみが演じた。殺人犯を探し出すために目を光らせる木村の緊張感のある演技に大人の色気を感じること間違いなし。

©2018「孤狼の血」製作委員会

第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子の同名小説を役所広司・松坂桃李・真木よう子・江口洋介ら豪華キャストで実写映画化。監督は「日本で一番悪い奴ら」「凶悪」で知られる白石和彌。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、暴力団の抗争とその裏で暗躍する警察の姿を描く。どこか影のあるベテラン刑事・大上を演じた役所広司のフェロモン漂う姿は必見だ。

©2006「武士の一分」製作委員会

「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く、原作・藤沢周平×山田洋次監督による時代劇3部作の最終章。剣術の腕を認められながらも藩主の毒味役を命じられた不遇の武士・三村新之丞の人生を描く。三村を演じるのは木村拓哉、その妻の加世を檀れいが演じた。不遇な扱いを受けるなか、自らの信念と妻への愛を貫く三村新之丞の男気が染みる。なおシリーズものではないため、本作だけでも楽しめる。

©2019「人間失格」製作委員会

太宰治の小説「人間失格」の誕生秘話を、太宰を取り巻く3人の女性たちとの関係と共に描いた妖艶な作品。影があり破滅的な匂いを感じさせる太宰治を演じたのは小栗旬。宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみが太宰の正妻と2人の愛人を演じる。情熱的なラブシーンや太宰が本当に言ったと言われている甘いセリフの数々など、破滅的なほどの愛を感じさせる作品に仕上がっている。

©2015フジテレビジョン　ジェイ・ドリーム　東宝　FNS27社

常識にとらわれない型破りな検事・久利生公平が活躍する木村拓哉主演の人気ドラマ「HERO」の8年ぶりとなる劇場版第2弾。2014年にTV放送されたシーズン2のレギュラーキャストに加え、シーズン1のヒロイン・雨宮舞子を演じた松たか子が8年ぶりに同役で復帰を果たしたことが話題となった。劇場版第1弾「HERO」も現在見放題配信中なので併せて楽しもう。

©2018「散り椿」製作委員会

数多くの名作を撮影してきた名カメラマン・木村大作が、「劔岳 点の記」「春を背負って」に続く映画監督第3作として手がけた時代劇。直木賞作家・葉室麟の同名小説を岡田准一主演で実写化し、岡田は本作で第42回 日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。岡田が演じた寡黙な武士・瓜生新兵衛の静かに熱を持った瞳は、つい見とれてしまうほどだ。