ゆずデビュー25周年特集 第1弾 誰もが一度は聴いたことがある、代表曲をレビュー

ゆずデビュー25周年特集 第1弾
誰もが一度は聴いたことがある、
代表曲をレビュー

1997年10月にミニアルバム「ゆずの素」でデビューを果たしたゆず。リーダー・北川悠仁とサブリーダー・岩沢厚治が織りなす美しいハーモニー、人々の共感を呼ぶ歌詞は幅広い世代に愛され、今やゆずは日本を代表するフォークデュオと言える存在となった。音楽シーンのトップランナーとして第一線を走り続けてきた彼らが今年デビュー25周年イヤーに突入することを祝して、auスマートパスプレミアムではゆずを3回にわたって特集。初回では誰もが一度は耳にしているであろう代表曲の数々を紹介する。

文 / 森朋之

「夏色」

夏色

1998年6月発表の記念すべきメジャーデビュー曲。「この長い長い下り坂を」というサビのフレーズを聴けばピンとくる人も多いはず。心地よい疾走感をたたえたサウンドとともに描かれるのは、ノスタルジックな夏の情景、そして、“君”に対する優しくて穏やかな感情。アコギを中心としたフォーキーなアレンジ、北川悠仁、岩沢厚治の表情豊かなボーカルとハーモニーなどを含め、まさにゆずの原点と呼べる楽曲だ。リリースから20年以上が経った現在でも、ライブのクライマックスを飾る曲としてゆずっこ(ゆずファンの呼称)に親しまれている。

「いつか」

いつか

1999年1月発売のシングル曲で、叙情的なピアノとハーモニカから始まるウィンターバラード。歌詞の主人公は、冬が訪れ、“風邪をひきやすい あなた”への思いを募らせる“僕”。今は一緒にいられないけれど、あなたが寂しいときはいつでもそばにいたい──。そんな切実な思いがつづられたこの歌は、人と人の距離が遠い現在(2022年)においてさらに切なく響く。北川のエモーショナルな歌声、岩沢の高い音域を生かしたハモりも素晴らしい。

「サヨナラバス」

サヨナラバス

舞台はバス停。恋人との別れを目前に「やっぱり君が好きなんだ」という思いに包まれる"僕"を描いたシングル曲(1999年3月発売)。切ない悲しみがにじむシチュエーションを映し出しながらも、さわやかな心地よさを感じさせるメロディも心に残る。岩沢のハーモニカによる長めのイントロ、いきなりの転調から始まる歌のパート、ゆったりとした旋律と推進力のあるリズムの組み合わせ方など、アレンジも個性的。

「飛べない鳥」

飛べない鳥

2000年10月リリースのシングル曲で、テレビドラマ「涙をふいて」の主題歌。シングルとしては最大のヒットを記録した代表曲だ。秋の声とともに訪れた恋人との別れを受け止めながら、“君”から受け取った言葉を胸に歩き出す姿が描かれた歌詞は、時代を超え、リスナーの心に寄り添い続けている。楽曲の軸を担っているのは、主旋律を歌う岩沢のボーカル。特に「変わりゆく時代 / 不釣り合いでも構わない」における強い感情を込めた歌声は絶品だ。

「桜木町」

北川、岩沢が待ち合わせ場所にしていた東急東横線の桜木町駅(2004年に廃止)を舞台にした、2004年6月リリースのシングル「桜木町 / シュミのハバ / 夢の地図」の収録曲。変わり続けていく街並みと“君”と過ごした日々を思い返しながら、新しい明日へと歩き出す決意を描いたラブソングだ。編曲は松任谷正隆が担当。2人の声の魅力を際立たせるとともに、ポップスとしての精度を高めている。シングルCDのジャケット写真、ドラマ仕立てのミュージックビデオには、デビュー3年目だった石原さとみが出演している。

「栄光の架橋」

五輪中継のテーマソングとして国民的な知名度を得た2004年7月発表のシングル曲。目標や夢に向かって地道に努力を続け、不安や葛藤に押し潰されそうになりながらも、“栄光の架橋”に進もうとする姿が描かれたこの曲は、現在も幅広いリスナーやアスリートの心の支えとして存在している。壮大なストリングスとともに響く「いくつもの日々を越えて」というサビは、ライブにおけるハイライトのひとつだ。

「虹」

心の中にある劣等感、日常の中で抱く違和感、なかなか消えることがない孤独や悲しみ。そんなネガティブな感情を越え、「勇気を出して 虹を描こう」というメッセージを高らかに響かせるシングル曲(2009年9月発売)。1つひとつのフレーズに強い思いが込められたボーカルは、リスナーに向けてストレートに放たれる。クラシカルな手触りのストリングスは弦一徹、エレクトロ的なテイストを感じさせるアレンジは蔦谷好位置が担当。

「雨のち晴レルヤ」

NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の主題歌としても話題を集めたシングル「雨のち晴レルヤ / 守ってあげたい」の表題曲の1つ(2013年)。「どんな君でも アイシテル / 何があっても そばにいるよ」という純粋でまっすぐな思いを、情緒あふれるメロディ、多国籍的なサウンドの中で表現している。共同作曲者の佐藤和哉による篠笛、ドヴォルザーク「新世界より」の旋律の引用など、時代とジャンルを超えたアレンジも楽しい。蜷川実花が手がけた和のテイストを感じさせるMVも必見。

「NATSUMONOGATARI」

臨港パークやベイブリッジなど、冒頭から横浜の情景が描かれる2021年6月の配信シングル曲。「桜木町」のアフターストーリーとして制作され、メロディや歌詞など「桜木町」のフレーズが引用されている。離れてしまった“君”との思い出を切なく振り返る歌詞、ノスタルジックな旋律はまさに“ゆず節”だが、ネオソウル以降のサウンドを取り入れることで、現代的なポップチューンに昇華している。MVには「桜木町」から17年ぶりに石原さとみが出演している。

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