歌い手Adoのスゴさがわかる代表曲
メジャーデビュー曲「うっせぇわ」が社会現象と言えるほどの記録的ヒットを叩き出し、一躍時の人となった歌い手・Ado。さまざまな音楽メディアやニュース番組で特集が組まれ、大きな話題を集めました。音楽ファンだけでなく、お茶の間にもお馴染みの存在となったAdoですが、「うっせぇわ」以外の楽曲や、その出自はよく知らないという人も多いのでは。このページでは、彗星のごとくシーンに現れた彼女の魅力を代表曲とともに解説します。
文 / 三浦良純
Adoは2002年10月24日生まれ、現在18歳の歌い手。今年3月に高校を卒業したばかりの彼女は、小学生の頃に初音ミクなどのボーカロイド楽曲を聴き始め、ボカロ楽曲をカバーする歌い手に憧れを抱くようになりました。そして2017年1月、当時14歳だった彼女はニコニコ動画にボカロ楽曲「君の体温」の“歌ってみた”動画を投稿し、歌い手としての活動を開始します。Adoという名前は、彼女が小学校の国語の授業で出会った狂言の用語、「アド」(主役の「シテ」に対する相手役・脇役)が由来。この言葉を自身のアーティスト名として選んだ理由について、意味ではなく、その響きに惹かれたと彼女は語っています。
素顔を公開しておらず、その実態はベールに包まれたAdoの魅力は、なんと言っても、その歌唱力でしょう。人間が歌うことを前提に作られていないボカロ曲を難なく歌いこなす彼女は、野太い低音から突き刺さるような高音までを自在に操ることが可能で、多重人格のように声色を切り替えて歌詞の世界観を豊かに表現します。ここからはそんなAdoの天賦の才が発揮された代表曲を時系列順に紹介していきます。
「金木犀」
(2019年12月リリース)
yamaの大ヒット曲「春を告げる」を作詞作曲し、最近ではSixTONES「フィギュア」を手がけたことでも話題のボカロP・くじらが、2019年12月に発表した楽曲です。軽快なサウンドに乗せて別れを歌った切なくもポップなナンバーで、強烈な歌声を聴かせる「うっせぇわ」でAdoを知った人は、この曲で彼女の新鮮な魅力を感じられるはず。歌い手として名を上げつつあったAdoは、この曲や2020年3月発表のjon-YAKITORY「シカバネーゼ」に参加したことでさらに知名度を高め、スターへの階段を駆け上がっていきます。
「うっせぇわ」
(2020年10月リリース)
すでに歌い手として多くのファンを獲得していたAdoが、17歳最後の日である2020年10月23日にリリースしたメジャーデビュー曲。彼女がカバーしていた「邪魔」「馬鹿」などの楽曲でも知られるボカロP・syudouが作詞作曲を手がけ、Adoの圧倒的な才能を日本中に知らしめました。がなり声も駆使しつつ、Adoが鬼気迫る勢いで歌う挑発的なフレーズの数々は、キャッチーで中毒性抜群。彼女にとって憧れの存在だった歌い手・まふまふをはじめとするアーティストから人気YouTuber、お笑い芸人までもがカバーし、「うっせぇうっせぇうっせぇわ」と畳みかけるサビは、小さな子供から大人まで、あらゆる世代に浸透しました。ミュージックビデオの再生回数は2021年8月時点で約1億6800万回ですが、2億回を突破する日も近いでしょう。
「レディメイド」
(2020年12月リリース)
「うっせぇわ」がすさまじい勢いで再生回数を伸ばす中、メジャーデビューシングル第2弾として、クリスマスイブの12月24日にリリースされた楽曲。「テレキャスタービーボーイ」や「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」などを代表曲に持つボカロP・すりぃが作詞作曲を手がけたジャズテイストのナンバーで、Adoは気怠げで艶のあるムードも出しつつ、持ち味であるドスの利いたボーカルで反骨心を歌い上げています。
「ギラギラ」
(2021年2月リリース)
ボカロシーンの枠を超えて音楽シーン全体から注目されるようになったAdoが、バレンタインデーの2月14日にリリースした楽曲。ボカロP・てにをはが作詞作曲した比較的落ち着いた曲調のナンバーですが、外見にコンプレックスを抱える孤独な少女を描いた歌詞に共感を覚えたというAdoは、その世界観に寄り添った切ない歌声を聴かせつつ、最後には感情を爆発させています。
「踊」
(2021年4月リリース)
作詞をDECO*27、作編曲をGigaとTeddyLoidが手がけたアグレッシブなダンスナンバーで、NHK総合の音楽番組「夜光音楽 ボカロP 5min.」のテーマソング。怒りや悲しみの感情を強く押し出していた他の楽曲とは雰囲気が異なり、リスナーの背中を押すような高揚感あふれる楽曲となっており、Adoはパワフルなラップや多重録音による合唱にも挑戦しています。野球をモチーフにしていた「レディメイド」に対して、女子ボクサーを主人公としたMVにも注目です。
ここで紹介した楽曲に続き、ドラマ「初情事まであと1時間」のオープニング主題歌となった「夜のピエロ」、映画「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル」の挿入歌「会いたくて」と話題の新曲を次々に発表しているAdo。絶大な歌唱力で音楽シーンの中心人物となった彼女の快進撃はどこまで続くのでしょうか。今後も目が離せません。
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